スペイン対ドイツ戦について

今回はスペイン代表対ドイツ代表について分析をします。いつもと分析の仕様が変わるのでご注意ください。

必要なものは、2つのデバイスです。まず、この記事を読むことができるデバイス(スマホでもなんでもいいですよ)と試合を観ることが出来るデバイス(タブレットでもTVでもいいですよ)を用意してください。

選手の皆さんは、出来れば、個人個人で観てください。いろんな意見が挙がった方が、後で整理しやすくなります。

時系列で注目点について説明をしていきます。日本対スペイン戦を捌く主審は、この試合の捌いた、ドイツリーグのDanny Makkelieさんなります。

では、始めますね。


1:15

21番のギュンドアン選手は、スペイン代表の戦術ブロックの要である5番のブスケツ選手にマークに行っています。ただし、マンマークではなく、スペースに対してマークをしているので、自分が担当しているエリアに選手が入ってきたときにはそちらを先行して潰しに行きます(デュエルをしかけます)、そのせいで、ギュンドアン選手がボール奪取できたときにチャンスになるので、マークをしているはずの、ブスケツ選手が潰しにきて、ファウルになります。21番のギュンドアン選手は賢明です。


1:44

スペイン代表のチェイスはひとり、ひとりでやってきます。つまり、14番のムシアラ選手のところで空くんです。スペイン代表は若干慌てています。レフェリーは特に問題がないので、10番のアセンシオ選手のハンドは流しています。おそらくハンドですが、プレー自体に関与していません。


2:11

スペインは最終ラインが3枚なので、18番のジョルジ・アルバ選手は広いスペースを担当しなければいけません。つまり、戦術ブロックがややコンパクトなドイツ代表は前係になると数的優位を作れます。10番のニャブリ選手が頑張っていますね。そのまま、スローインですが、もちろん、スペイン代表の選手が群がってきます。戦術ブロックのサイズがほぼドイツと同じです。スペイン代表はドイツ代表をなめてかかっていません。当たり前ですよね。


3:04

ドイツ代表は、相手が嫌がったスペースに対しては躊躇しません。そのために13番のミュラー選手の走りがあります。13番のミュラー選手が走った方向で、スペイン代表の20番のカルバハル選手のスペースに対して、14番のムシアラ選手がチェイスにいくので、後ろのスペースが空きますが、8番のゴレツカ選手がファウルになります。何がファウルになるかも確認が必要ですよ。


3:38

スペイン代表は最終ラインを再び最初の4枚に敷きなおします。スペースを作るためです。選手間の距離がドイツ代表とスペイン代表では異なるので、修正のための4枚です。サイドの高い位置からの攻撃はスペインの持ち味です。ドイツ代表は当然ながら、対処に行きます。しかもボールを奪取しています。3:50のところで画面を止めてください。スペイン代表は選手間の距離は、対コスタリカ戦のようになっていません。慌てているからです。全然から猛然と仕掛けていくドイツ代表なので、そうなるのが当然です。この時間はドイツ代表の時間帯です。


4:02

スペイン代表の前線の選手の立ち位置に注意してください。21番のオルモ選手と10番のアセンシオ選手と11番のフェラン・トーレス選手です。10番のアセンシオ選手は下がり目です。実質ゼロトップです。3番のラウム選手の対処の仕方は残念でした。このラウム選手の処理の仕方が、4:17のアセンシオ選手の一瞬のシュート体勢の持ち込みまで響いています。対応したのは5番のケーラー選手です。


4:38

キーパーは23番のウナイ・シモン選手ですが、フィードがよくありません。13番のミュラー選手はきちんと競り合いに勝ちます。5番のブスケツ選手へのボールはこぼれます。なぜ、ミュラー選手が競りにいくかというと、ブスケツ選手のマークについているのが、21番のギュンドアン選手だからです。パスは惜しかったですね。スペイン代表の戦術ブロックの形成は崩れています。理由はドイツ代表の選手の機動力です。日本代表は最終予選や国際親善試合のことを考えると、これくらいの機動力はあるはずです。じゃないと、ドイツ代表に勝てなかったはずですよ。スペイン代表は相手に対して注意深くなる時は最終ラインは4枚になります。ミュラー選手の前線からの守備でバラバラになりそうになっていますよね。


ここまでのポイント

5分9秒の段階で、ボール支配率は70%スペイン代表で、ドイツ代表は30%です。ただし、対戦相手に対して効率のいいサッカーを展開しているのはドイツ代表になります。


5:17

スペイン代表は戦術ブロックがバラバラになりそうなので、サイドチェンジでしのごうとしています。20番のカルバハル選手がボールを持っています。ドイツの陣形はピッチに対してコンパクトではありますが正しく敷かれています。サイドに偏ったりしていません。なので、ムシアラ選手の素早い寄せに対して対処できず、最終ラインまでボールは戻ります。スペイン代表の最終ラインは4枚なので、つまりCBsが2枚なので、13番のミュラー選手は下手な前線の守備はしません。やるとしても、ボールを持っている16番のロドリ選手に若干の圧をかけるだけです。スペイン代表のボールが最終ラインのCBsにある時、13番のミュラー選手と21番のギュンドアン選手(ギュンドアン選手は、5番のブスケツ選手のマークをするように指示されていると思います)で、5番のブスケツ選手へのコースを切りに行っています。無駄な前線からの守備よりも、パスコースを消すことを重視しています。ドイツ代表の判断は正しいです。日本代表の場合は、別ですけれどね。もちろん、ブスケツ選手は戦術ブロックの要になるので、誰かがマーク(マンマークというよりも、距離感を取りながらのマークの方がいいです。ブスケツ選手のファウルも誘発できます)が行くべきだと思います。ドイツ代表は押し込んでいます。ボール保持率は低いのに、誰もサボっていません。当たり前ですよね。


5:54

スペイン代表とドイツ代表では戦術ブロックのサイズが異なるので、パスはサイドにつきますが、2番のリュディガー選手がサボらないので、また、ドイツはハイラインで絶対にずるずると下がらないので、ドイツがスペースを握るんです。


スペイン代表の最終ラインのポイント

スペイン代表の戦術ブロックの要のポジションは基本的にはブスケツ選手しかこなせませんが、ここまでドイツが中盤で戦術ブロックを維持していると、ブスケツ選手がすーっと、いつものように前に上がっていくことはできません。なので、24番のラポルト選手まで、ドイツ代表の戦術ブロックの中に切り込もうとします。すると、最終ラインにブスケツ選手が下りて、得意のパス出しが出来るからです。注意しましょう。この判断が21番のオルモ選手のフィニッシュまでつながっています。オルモ選手はここが得意のスペースになります。中にはいって、コースを誘導しているのは18番のジョルジ・アルバ選手です。これがスペインの波状攻撃になります。オルモ選手にここのスペースでボールを持たれないようにしましょう。


6:55

スペイン代表のチャンスに対して、ドイツ代表の守備は正しいです。21番ギュンドアン選手は左、中央は8番のゴレツカ選手、右は13番のミュラー選手と21番のゴレツカ選手が押上げをしています。本来ならば、1対1で押上げをするべきです。すると、この場面のようにサイドにスペースを与えないで済むと思います。5番のケーラー選手の対応は冷静ですよね。いったんボールをサイドに切っているので、空間における数的優位はドイツ代表は作ることが出来ています。ドイツ代表は残念ながらボール奪取ができません。理由は5番のブスケツ選手の読みが速いからです。シンプルに行くべきだったと思います。


7:49

最終ラインにボールを下げて、作り直したいスペイン代表ですが、前線からの押上げをドイツ代表がサボらないので、むつかしい局面を迎えています。スペイン代表は再び右サイドから打開しようとして、5番のケーラー選手に処理されています。こういうケーラー選手のはっきりした処理の仕方はいいですよね。


8:26

動画を止めてください。どうですか、このドイツ代表のハイライン。素晴らしいですよね。スペイン代表と対戦したヨルダン代表に出来たことが、日本代表に出来ないわけはありません。最終ラインはきちんとお互いにコミュニケーションをとりましょう。ずるずる下がっても意味は全くありませんよ。最終ラインの前にボランチ2枚というのが素晴らしいです。


8:43

24番のラポルト選手の得意技でもあるんですが、サイドの前線への的確な配球があるんですよ。ラポルト選手は本当にきれいなロングクロスをあげます。この後の3番のラウム選手の11番のフェラン・トーレス選手への対処が素晴らしいんです。これは実は、鹿島の守備と一緒なんですが、ボールを持っている相手に関して正対しないんです。体を斜めに引いて構えるんです。そうすると相手の瞬時の動きに対して対処できる時間が生まれるんです。仕掛けた足に対して処置をすれば、ファウル貰わなくって済むんですよ。逆サイドですが、鹿島の2番を背負った内田さんはこれが出来ます。知ってます。


9:30

5番のケーラー選手がボールを持ちますが、決して慌てていないですよ。最終ラインのCBsの位置に15番のズーレ選手がいますが、きちんとボールを下げています。なぜこのような判断をしたんでしょうか?もちろん、ピッチに正しくブロックを敷く、つまり選手のポジショニングを最優先させるためにこの処理を行っています。ケーラー選手は頭がいいですよ。スペインが前線から喰いついてくるのはわかっていることなので、喰いつかせることで空くスペースを握ろうとしています。実際に9:43に下りてきた14番のムシアラ選手はボールを持っています。斜めのパスを入れて、交錯したところを8番のゴレツカ選手が後ろからの削りに対してもかまずに(ファウル貰いで、ゴレツカ選手はこけません)そのまま前線にボールを運び、ニャブリ選手にパス出ししてフィニッシュを決めようとします。ドイツ代表って冷静なんですよ。対戦したからわかるでしょ。あの時、日本代表もかなり冷静でしたよ。5番のブスケツ選手は実はこういう処理があまり得意ではありません。なので、斜めのパスだったのかもしれません。


10:40

スペインのカウンターの場面です。8番のガビ選手が必死にコースを消すべく、また体を寄せるべく帰陣を頑張ります。なので、9番のガビ選手は圧力を感じて、11番のフェラン・トーレス選手選手にボールを預けます。3番のラウム選手が1対1を頑張る間に全員帰陣できています。日本代表が4-4-2の布陣を敷くときがありますよね。国際親善試合で。その時はこれが出来ているんです。布陣のための布陣作りは、グループリーグの最終戦なので捨ててしまうのが上策になります。森保さんが最終ラインの3枚にこだわったとしても、選手全員で、やりませんって言明した方がいいですよ。森保さんに足を引っ張られるのはコスタリカ戦で最後にしましょう。やるとしても、4-3-3ですよ。


ここまでの注目ポイント

ラポルト選手のボールを持った持ち上がりがあるので、その点には注意をしましょう。

また、ボールが跳ねたとき、ヘディングばかりでやりあうよりも、跳ねたボールを足元につけることを優先させてください。ヘディングの精度では分が悪いですが、跳ねたボールを足元に納める技術については、日本代表の方が優れています。

高い位置から常に攻撃的な姿勢を忘れないように、すると自然と守備ブロックは高くなります。最終ラインはオフサイドを何度でも取るんですよ。そして、オフサイドを取る時と、1対1で守備に行く時とはっきりと区別をしないと、最終的な迷惑をこうむるのはGKですからね。頑張ってくださいね。大事なのは縦にパスをつけることですよ。パスをつけるのはスペースに対してです。


13:17

粘り強く守備をしていると、ブロック自体が固くなるのは、実はスペイン代表になるんですよ。実はスペイン代表は帰陣が下手なんです。映像を止めてみてもらうとわかるんですが、コンパクトな陣形になっていて、サイドがら空きなんです。なぜ、がら空きにしているかというと、そこを突かれたときには走って守備をしなさいと、エンリケ監督に指示されているからだと思います。ドイツ代表のように頑張っていると、サイドは空くんですよ。今日から急に別のシステムはスペイン代表は組めません。同じ戦術で来ますから。サイドは空くんです。そのために必要なのはブロック毎前線から守備に行くことなんです。下がらない守備を戦術ブロックごと頑張る勇気なんですよ。


14:37

24番のラポルト選手がすっと上がってパスつけて混みあいになり、解決しないと、18番のジョルジ・アルバ選手からのサイドチェンジです。毎回これです。11番のフェラン・トーレス選手が処理しなければいけない役割を背負わされています。14:39で映像を止めてください、9番のガビ選手が走って行ってますけれど。本来スペイン代表が攻撃としてやりたい形はこれになります。ガビ選手が走って、サイドをえぐって、中にパスを入れて、前線の誰かかシュートというのを、毎回やりたがるんです。2番のリュディガー選手の守備はいいですね。はっきりした守備が大事になります。この場合はオフサイド取りづらいので、対処に行きましょう。


16:16

14番のムシアラ選手が体のしなやかさを利用しながら、ここでドリブルをします。日本代表からここでドリブルしだす選手が出てくるといいなーと思います。現状の選手でも十分にできますよね。ドリブラー豊富な日本代表です。そして、きちんと高い位置で、サイドにつけるので、ドイツ代表はこの段階で、戦術ブロックごとの押上げに成功しています。スペイン代表がされて嫌なことって、帰陣を強いられることなんです。オフェンス重視の国別代表なので、帰陣もそこまでうまくないですし、ボール持ってなんぼの国別代表に対して、嫌なことを個人でやるんじゃなくって、ドイツ代表は戦術ブロックごとやっています。相手を押し込むんです。日本代表もやればできるんですよ。引いた他のアジア地域を追い込むのは得意なはずですよ。


16:42

15番のズーレ選手が必要なのは、実はロングクロスの精度に関しては抜群に優れているからなんです。ここは、ちょっとミスになっていまったんですが。3番のラウム選手の前のスペースに出しているんですね。だから、ズーレ選手は必要な選手になるんです。本当に惜しかったですね。


17:37

スペイン代表に対して押し込むことは大事になるんです。相手が嫌がることをドイツ代表は頑張っていますね。17:39で映像を止めてください。ドイツ代表の前からの守備はこの時点で、個のスペースで、数的優位を形成できています。前からチャージに行くとしてもヘタレ気味にいくので、ファウルになっていません。日本代表は本気になるので、前からのチャージは駄目ですよ。スペイン代表が押し込まれたときに戦術ブロックを前進させるのはいつも20番のカルバハル選手の役割になっています。中央はスペースがないので、つまり、ドイツ代表がピッチに対して比較的コンパクトですが正しく陣形を敷いているので、サイドに出すしかないんです。それで、毎回、11番のフェラン・トーレス選手にボールをつけているんです。ラウム選手の断固とした守備はいいですよね。


18:48

私はズーレ選手のこういうところはいいなーって思うんですが、最終ラインが、おっと3枚気味になってしまったという時に、ちょっと後ろにボールを下げるんですよ。立ち位置間違えたので、自分で修正して、ポジションに帰るんです。もちろん、ボールが最終ラインのノイアー選手まで戻ることはわかっているんですよ。頑張ってますよね。ズーレ選手。相手が前がかりになったとき、ドイツ代表のCBsの2枚は必ず開いて、ノイアー選手へのスペースを作るんです。作らないと多分、後で、なんで?ってノイアー選手に説明を求められると思います。21:08秒には相手に寄せてコースを切っているんですよ。ドイツの最終ラインが3枚になるときには、ズーレ選手が右か真ん中になるんです。


19:18

14番のムシアラ選手がむつかしいボールの貰い方をしてしまいました。ただ、お互いの選手の距離感が、つまり、パスを廻すときの選手の距離感が基本的に異なるので、ドイツ代表の方がスペイン代表の選手に対して寄せが速いんですね。それは戦術ブロックの基本の構成が違うので、必然的にそうなってしまうんです。ここで頑張ったのが、3番のラウム選手です。19:16で映像を止めてください、ここの一瞬の寄せがあったからこそ、ボールを奪えているんですよ。選手同士、集中しているので、最終的にスペイン代表は、デュエルで勝てないと踏んで最終ラインにボールを戻しています。しかもGKまでです。もう、お手本にしたいくらいですね。


19:31

ドイツ代表の前線の立ち位置はCFに2列目のsecond forwardまたは、AMFのゴレツカ選手は、ブスケツ選手のマークです。左右に14番のムシアラ選手、ニャブリ選手、起点になりそうな26番のペドリ選手には、6番のキミッヒ選手がマークをしています。理想的です。だから、サイドにボールがわたっても、スペイン代表はボールを下げざるを得ないんです。


20:34

実はドイツの最終ラインほど、スペインの最終ラインは整理されていないんです。前線の選手から、キミッヒ選手までのポジショニングが徹底されているからです。そして、スペイン代表の攻撃はいつだって、20番のカルバハル選手からしか始まりませんから。ドイツ代表の右サイドが強いからですが。20:43で映像をとめてください。アセンシオ選手は下りてくるんですよ。ボールを捌きに。ちょっとしたパスを出して、ブスケツ選手に捌いてもらおうとします。それをもらうのが、ペドリ選手になります。スペース空いてますからね。アセンシオ選手のこういう動きには、本当に注意をしましょう。前線にボールをつけられたときに、必要なことは、はっきりとしたクリアーになります。


20:59

ここで、ギュンドアン選手がブスケツ選のマークを外してしまうんです。マークを外した時のブスケツ選手のポジショニングは21:03で確認をとってください。マークを外すともう駄目です。スペースにしかボールを出しませんからね。ブスケツ選手は。18番のジョルジ・アルバ選手がシュートをします。気持ちはわかりますよね。


21:45

やられたら、やり返す。それがドイツ代表なんですが。ここでアセンシオ選手が前線に残りだします。戦術ブロックを散々下げられたからです。ただし、スペイン代表に落ち着きがないので、ファウルになります。あんだけ粘られたら、さすがのスペイン代表も落ち着きをなくすんだと思います。2番のリュディガー選手が上手いなと思うところですが、守備の時に重心が低いんですよ。だから相手が対応しづらいんだと思います。


24:09

シュートチャンスの場面ですが、ドイツ代表も残念なことに、誰も走りこまないんです。打つことに必死になりすぎて、崩せるところを崩してないんです。マイナスで出せばチャンスはあったはずなのに。


25:54

スペイン代表のシュートチャンスの場面になります。スペイン代表はスペースを使おうとするんですよ。スペインリーグがそうなので。3番のラウム選手は本当にすごいですね。体を張っています。体をぶつけることなしに、コースに入ってシュートの邪魔をするというシンプルな守備です。ファウルにはまったくなりません。もう、お手本ですよ。


ボール支配率のポイント

27分までのボールの支配率は、70%スペインで30%ドイツなんです。注目してほしいのが、パスの成功率です。ボールをもっていないので、ドイツ代表は82%ですが(通常の鹿島はこれくらいになります)、スペイン代表のパス成功率を87%に押さえ込んでいるんですよ。ボール保持率=試合を支配するサッカーという図式が崩れているのがよくわかる大会になっているのが、カタール大会になります。


27:28

3番のラウム選手はさすがにファウル取られています。アフターチャージは駄目なんですよ。主審が笛を吹くということは、「これから、累積取るから注意しなさい」ということです。27:35で映像を止めてください。日本代表は押し込むことを忘れては駄目なんです。理由は、スペイン代表が嫌がることは徹底してやらないといけないからです。ここまで、追い込んでいると、さすがのスペースを見つける天才であるアセンシオ選手もスペースを見つけられないんです。集中力が研ぎ澄まされているドイツ代表になります。28:00にノイアー選手のところまでチェイスに行っています。日本代表の場合は、こういうイライラしたスペイン代表のプレーについては冷静に流すべきです。だから、最終ラインのCBsは開くべきなんです。ドイツ代表のように。後は守備はきちんといけば、GKのことを信じることができるはずです。必要なものは勇気とやる気だけです。アジア地域の格下の国別代表、ヨルダン代表にやれたことが、日本代表に出来ないなんてありえませんからね。


29:37

映像をとめてください。リュディガー選手がシュートにしてしまい、もったいないことをしていますが。スペイン代表の守備ブロックって雑ですよね。正直言って。だから空くスペースが必ずあるんです。ドイツ代表がやるべきなのは、崩しなんですよ。シュートじゃなくって。


30:03

あまりの試合展開の悪さに、アセンシオ選手が下りてきて、こけてファウルをもらおうとしています。主審は出しません。こけてファウルなんて、ありえません。World Cupの本大会ですからね。審判団も示しがつきませんよ。なんで、こんなことになっているかというと、スペイン代表は、これまで、ずーっと戦術ブロックごと押し込まれるという展開で試合をしたことがないんです。ドイツ代表は猛然と押し込んでいますよね。コスタリカ戦のような展開は、日本代表は二度としては駄目なんですよ。


31:37

試合の始まりの頃に比べるとましなんですが、サイドに選手が寄るだけ寄っているのが、スペイン代表です。理由は、ドイツ代表が戦術ブロックごと下がることなしに、ボール保持率が低くても絶対に下がらないサッカーを徹底的にやっているので、こういうところで焦りが出るんです。結局、クリアーしかできていません。32:00で映像を止めてください。スペイン代表の最終ラインは4枚で、サイドにスペース空きまくりなんです。頑張れよ、ドイツって思いました。ここで、CBsの2枚が下りて、すぐに最終ラインの4枚を構成して深い位置を形成するんです。その前に攻撃したら、効率的だと思うんですが。どうなんでしょうね。32:28で映像をとめてください。アセンシオ選手が下りてくると、ズーレ選手が対応するんですよ。ここで、ズーレ選手なんです。次は33:36で止めてください。アセンシオ選手が下りたときに、実は、チャンスメイクしているんです。ドイツ代表は、スペイン代表が基本的にはゼロトップを敷いていることを分析できていないからです。アセンシオ選手が下りてきたというタイミングで大体、Wingersにパス出しになって危険な場面が生まれるんです。もちろん、オフサイドですよ。オフサイド取っていいんですよ。他の国別代表がオフサイド取って散々活躍しているのに、日本代表は出来ませんじゃ意味がないです。


ドイツ代表の戦術ブロックの圧縮のしかたについて

最終ラインの前にボランチを必ず2枚置いて、1枚はブスケツ選手のマークにおいています。ドイツは変則トリプルボランチを敷くんです。21番のゴレツカ選手は5番のブスケツ選手のマークを徹底していて、6番のキミッヒ選手と8番のゴレツカ選手が最終ラインの前にいるんです。特に、スペイン代表を押し込んでいるときには、理由は、カウンターの芽を摘むためです。ポジショニングや、立ち位置は素晴らしいものがありますよ。ボール保持率の低いサッカーの時にボランチに求められるのは、スペースへの認識力になるんです。ボールを持っていないから、何もできていないではないんです。スペースを支配して相手のコースを絶えず消しているので、きちんとボランチの仕事をしているんですよ。All Japanの監督、スタッフの認識のレベルを軽く超えることです。もちろん、選手は理解できますよ。反町さんも、森保さんもボール持ってないと、仕事できていないやつって勘違いしていますから。12年前くらいのサッカー観で認識が止まっているんですよ。2人とも、だから、前半0-0で折り返して、後半で得点しようとして、大事な出し手のことを全く考えないサッカーをコスタリカ代表戦で繰り広げたんです。All Japanは今回でどのみち、終わりを迎えます。もう、頭の悪いサッカーは観たくないです。日本サッカー協会とUEFA管轄では、サッカー観や戦術眼に雲泥の差がある事実が露呈しただけですからね。


35:02

スペイン代表は、コーナーを取った時に、ファーにWingersの選手を入れて、効率よくシュートを狙ってきます。そういう点に関しても、All Japanは一切分析できていないはずですよ。選手の皆さんは対応するようにしてくださいね。プレイスキッカーが多いんですよ。スペイン代表って。しかも上手いんです。ショートコーナーの時は、ドイツが押し上げるので、真ん中までしかボールが届いていないです。おそらく、この時点で結構スペイン代表に疲労が蓄積しているとは思います。35:49で映像を止めてください。キーパーのウナイ・シモン選手が出てきてますよね。選手もそれほど走れていません。なので疲れているはずです。元気な選手はいますよ。20番のカルバハル選手はかなり動ける選手です。タフなんです。最終ラインの強さは20番のカルバハル選手で持っているようなスペイン代表になります。36:10で映像を止めてください。アフター・チャージでイエローカードが出ています。ケーラー選手ははっきり言うと累積で取られています。主審は逆サイドの選手に笛を吹いたのを覚えていますか?これ以上やるとカードを出すよっと事前に警告したのに。ドイツリーグの主審の指示なのに、どうしたんでしょうね。ドイツ代表は。足はきちんとかかっています。


38:03

これは狙おうと思って拾えるこぼれ球ではないです。ただし、終始徹底して、5番のブスケツ選手のマークをサボらないからこそ、ギュンドアン選手が競って落としたボールをゴレツカ選手が拾えたんです。スペースを注視してポジションを取っているからこそ、拾えた、パス出しが出来ているんですよ。ゴレツカ選手のポジショニングの嗅覚が活きた場面になります。全員サボっていないからこそ、ファウルを貰えて、プレイスキックのチャンスを得ているんです。こけてファウルでは全くないです。だからこそ、リュディガー選手の先制点が生まれているんですよ。結果はオフサイドですが。


ドイツに幻の先制点が生まれる理由

サブ組も、ジョーカーも、前半0-0で得点しようというアイディアもなく、出し手の重要さを認識し、対戦相手の分析を徹底して、相手の嫌がること、スペイン代表の嫌がることですから、戦術ブロックごと押し込み、相手にスペースを握らせないサッカーを徹底してやりきることになります。頑張ってファウルをもらっていますよね。こけてファウルアピールなんて誰もしていません。集中して試合に臨んでいます。ドイツが得意な戦い方かというとそうではありません。ですが、勝つためならなりふり構わず努力するのがドイツ代表になります。

オフサイドですが。この努力は凄いと思いますよ。普段のドイツってボール保持率高いからです。


42:16

ドイツはヘディングでボール回収しようとしていますよね。日本代表が避けなければいけない場面です。足元は総じて、スペイン代表の方が上手になるので、最終的に回収して攻撃に転じるのはスペイン代表になります。ヘディングになりそうなときは、足元にボールをつけることを忘れないようにしましょう。Jリーガーはできますよ。42:41で止めて下さい。スペインのボール廻しが遅くなった時というのは、サイドにスペースを探すときになります。ズーレ選手の対応は見事です。そして、スペイン代表もドイツ代表も疲れがあるので、前半は0-0という気持ちが濃くなっていきます。日本代表が反面教師にしないといけない場面になります。前線の選手が努力をすれば、相手にカードは出るんですよ。ここで悩ましいのが、日本戦でブスケツ選手が出てくるのかどうかです。ロドリ選手はアンカー出来ます。ただし、戦術ブロック全体の中心になるようなブスケツ選手の役割はこなせません。


スペイン代表のセットプレーについて

90%以上の確率でファー狙いだと思って間違いないです。理由は戦術ブロックの構成の差です。ピッチに対して正しく布陣を敷こうとするスペイン代表と、比較的コンパクトに敷くドイツ代表の差になります。集中しなければいけないポイントになります。

前半だけでセットプレーをスペイン代表は5本取っていますから。

前半45分+アディショナルタイムの分析は以上になります。これでも、コンパクトにまとめたんですよ。読んでもらう対象は、All Japanと代表選手だからです。

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