戦術の整合性について。

鹿島アントラーズの基本的な布陣は伝統的に4-4-2の布陣になります。

鹿島アントラーズの近年は強化部含めて迷走が続いているのが現状です。

2019年に鈴木強化部長が突然に欧州路線を取るという殆ど身勝手としかいえない方針を打ち出します。

現JFAの大岩さんは2019年のシーズンで退任に追いやられ、最後の第99回の天皇杯では、選手層は厚かったんですが、体制が変わるということで、先発サブについては鹿島に残るという意思を示してくれた当時の選手でギリギリで組んで、神戸に負けています。わたしの記憶間違いでなければ、大岩さんは最後の采配になるので、薄い選手層でもタイトルを取ろうと最終的に4-3-3のシステムを手掛けています。

2020年にザーゴ体制、2021年にはザーゴ監督途中退任で、コーチから相馬さんが監督昇格でACL圏内を逃して辞任をなさっています。2022年にはレネ・ヴァイラーさんを招聘して、残り4節で、コーチの岩政さんが監督に昇格して無冠で終わったのですが。岩政さんはそのまま鹿島に居残って、2023年に監督で最終順位が5位で退任です。2024年にはランコ・ポポヴィッチ監督を招聘して途中解任で、スクランブルの状況で中後さんが暫定の監督、羽田さんがスタッフに入って、5位でした。

鈴木強化部長は鹿島で選手経験すらない吉岡さんを強化部長に据えて、鹿島を数年かけて迷走させていました。

2024年に鹿島のきちんとしたOBである中田さんが強化部長に就任して、吉岡さんの迷走に終止符と打ったはずだったんですね。

ザーゴさんは論外でしたし、相馬さんは最終的に選手のボールの持ち方を変えようとしていましたし。プレスのスタイルに関しては時代を先取りしていた監督だったとは思いますが、ピッチに対して正しく布陣を敷くことができないというむつかしさがありました。J2の監督歴がそれだけ長かったということだと思います。ヴァイラーさんに関しては、何が評価されて鹿島の鹿島の監督に就任したのか全く皆目見当がつきませんでした。鹿島の4-4-2というのはボランチが心臓になって、ボール奪取、配球、守備全てにおいて欧州の4-4-2のシステムのボランチ像を軽く凌駕する動きをするのですが、その鹿島のボランチを駆逐してしまう戦術を形成しようとしていました。ボランチが仕事をできないシステム構築だったんです。コーチに入っていた岩政さんは、そのヴァイラーさんの戦術をどのようにサポートするはずだったのかよくわからない、ボールを保持するという志向を持っています。2023シーズンに監督を務めましたが、4-4-2の中盤をダイヤモンド型にするので、ダイヤモンド型を形成する選手のポジショニングがピン止めで止まるので、攻守の切り替えもうまくできず、鹿島の元々の4-4-2の戦術とも完全に相反するために、解任になっています。

2024シーズンについては、わたしは個人的にJリーグ自体を観なかったシーズンになるので、ポポヴィッチ監督の鹿島における戦術については理解していません。吉岡さんの監督召集の最後の伝手がポポヴィッチ監督になります。強化部ごとの新体制で最後の6節を戦いました。その6節の試合については、わたしはきちんと観ています。

まず、4-4-2というシステムがもつ志向性について、考えたいと思います。

世界中で導入されている古典的で新しいシステムが4-4-2になります。

2025年にはBurnleyは、Sean Mark Dyche監督を解任していますが、Dyche監督は4-4-2のシステムを得意とするイングランドのリーグの監督になります。

2021シーズンに Tottenhamとの試合で、0-4で負けています。負けた試合だからこそ、守備の立ち位置が明確になっている試合でもあります。

Hightlightです。

この2021シーズンのBurnleyの4-4-2ですが、ピッチに対してはコンパクトな布陣になります。Tottenhamのほうが、ピッチに対して布陣は正しく敷くので、選手間の距離がそもそもお互いに噛み合わない試合展開にもなります。TottenhamからするとBurnleyの4-4-2のシステムの外のスペースを使って攻撃を仕掛けています。

プレミアリーグでは上位と下位で力の差が実際にあるので、こういう光景は実際に存在をします。

Sean Mark Dyche監督の4-4-2のシステムの構築については、監督ご自身で説明をなさっていますし、基本的な知識を実際に得ることができます。ブロックがピッチに対して正しく敷けず、サイドに寄ってしまうというのも理解が出来ると思います。つまり、Sean Mark Dyche監督の説明で、4-4-2のシステムが持つ欠陥も理解することができるという事です。字幕は頑張っていると思うので、設定から字幕で日本を選んでの視聴をおすすめします。英語ができる方はそのままでいいと思います。

時間は20分弱になります。

あくまで、Sean Mark Dyche監督の4-4-2の志向性になります。鹿島アントラーズの場合は、オズさんのときにかなりエッジのある4-4-2を敷いていて、オズさんの時はサイドで組み立ててという概念があるようで、ないんですよ。

オズさんの場合、ピッチに対して正しく布陣を敷くんです。

2018シーズンにオズさんが浦和の監督で、大岩さんが鹿島の監督で師弟対決をしています。

内容はほぼミラーゲームになっていて、本当に観応えがありました。システム上ではなく戦術上のミラーゲームなんです。本当に観応えがあった試合になります。

オズさんの浦和レッズはピッチを正しく使うんです。鹿島のときもそうでした。浦和の選手にマークをつけてあります。

つまり、オズさん以降の鹿島は基本的に「サイドで作って」攻撃を仕掛けるという4-4-2は敷いていません。

ピッチに対して出来る限り正しく敷くというのが徹底されてきました。

大岩さんの4-4-2のシステムはコンパクトですが、ピッチに対して正しく敷かれているのが理解できますよね。

プレミアリーグの4-4-2のシステム構築よりも、鹿島の4-4-2のシステム構築のほうが優れているんです。

ピッチに対して正しく布陣を敷くということは、左右に対して攻守に動くということになるからです。

2018年のCWCで1-2で鹿島アントラーズはマドリーに負けていますが、サイドに戦術ブロックが寄るので負けたんです。

映像に関してはFIFAなので、YouTube.comで確認をとってください。

サイドにブロックがよっていて、現在強化部の山本修斗さんのバックパスがみすになってシュートです。

この試合の当時の先発とサブを掲載します。鹿島アントラーズ公式からの引用です。どれだけ厳しい戦いを強いられていたのか理解できると思います。

鹿島アントラーズ

そして、昨シーズン、中後さんが暫定監督を引き受けて、羽田さんが帰ってきた対京都戦です。

この時の鹿島は怪我人を抱えながらも、まず、基本の鹿島アントラーズの戦術に戻して、適正ポジションの選手を出来る限り配置して、薄い選手層でギリギリで試合をしています。

そして、立ち位置をピッチに対して正しく布陣を敷ける時間帯が増えているんです。

ポポヴィッチ監督の時の試合展開の内容がわからないんですが、アジリティはおそらく上がっていると思うんです。羽田さんが担当していると思いますが、U-23の国際大会のあの過密スケジュールで身につけた分析力だったり、負荷のかけ方を調整して鹿島に還元しているはずなので。

立ち位置がいいので、パスの距離感覚というのがいいんですね、実際。

この試合は特に田川選手の最終ラインとの駆け引きのいい部分が出ていた試合になるんですね。

柴崎選手からパス出しを受ける部分ですが、京都のハイラインに対してかなり駆け引きをしています。

ポポヴィッチ監督解任を受けて、羽田さんが鹿島に戻ってきて中後さんと、ある意味、いちから作り直しがあったと思うので、たった6節の試合で、基本の鹿島に良く戻したなって思ったんです。若手の選手も出してましたし。

昨季はボランチ特性の選手がかなりいたので、鹿島の360度担当できる心臓の特性を生かして、三竿選手が右SBを担当したり、名古選手はボランチもSHもこなせるので、その特長を生かしたり、ボランチの樋口選手をSHにおいて守備的にしたり、フル稼働で残りの6節を鹿島は戦ったんですね。ターレス選手もピッチにいるSHをきちんと見ていて学びながら、的確にSHをこなしています。能力自体はターレス選手は非常に高い鹿島のSHになります。

問題があるとすれば、左右のSHが守備放棄をして逆サイドに走るので、無意味に疲労を抱えるという欠点ぐらいだと思います。

基本の鹿島のSHは守備放棄は許されないので、しません。

最終の6節でACL圏も見据えながら基本の鹿島の戦術を取り戻したはずなのに、強化部は鬼木さんを今季の監督に据えるという不可思議な行動に出るんです。

どう考えても、鈴木強化部長の保身の画策があるとしか思えないんですね。

鈴木強化部長のわがままが発端になって、ずっと鹿島は優勝が出来ないんです。

鬼木さんでは優勝できないんです。鬼木さんには4-4-2の戦術構築はむつかしいんだと思うんです。特に鹿島の4-4-2はむつかしいんですね。鹿島の4-4-2の戦術は独自進化の産物になるので。

オズさん以降の4-4-2の強さというのは別物になります。

鬼木さんは他クラブではその能力を発揮できる監督だと思っています。

鬼木さんの鹿島の詳細な分析はしませんが。

どうしても川崎フロンターレの戦術構築と鹿島の基礎戦術では水と油になるんですね。

同じ京都戦で打ち合いになっていますが、2024シーズン終盤の基本の鹿島に戻した時のアジリティが皆無になっています。

布陣に関してですが。ピッチに対してはコンパクトなんです。

ピッチに対してコンパクトになると、その分、パスの強度が落ちるんですね。パスの強度が無いと今季の優勝はむつかしく、来季は戦えないんです。

プレミアリーグのSean Mark Dyche監督のレクチャーを観た方は理解できると思うんですが、鬼木さんの4-4-2だとサイドの1対1がないので得点を許すんですね。基本の鹿島の戦術だと、サイドは基本1対1または、数的不利のなかでデュエルになるので、ここまで破られないんです。戦術ブロックが左右に寄るということがないからです。

オズさんのときからないんです。

鹿島はブラジルと親和性が高いfootballを構築するからです。

細かい分析はできません。鬼木さんの今後もあるので。

鹿島アントラーズというクラブチームは属人性の高いfootballの構築はないんです。

それが鹿島の歴史になります。

鈴木強化部長は退社が妥当だと思っています。

ルヴァン杯を逃しましたし、今季を鹿島の基礎戦術で戦うように切り替えないと、鬼木さんの今後のキャリアにも傷をつけますし。選手時代を鹿島で過ごした監督になるのかもしれませんが、鹿島の人材とは呼べません。

川崎フロンターレの黄金時代を築いた監督であって、鹿島の人材ではないのは明白です。

鹿島アントラーズはユースもありますが、基本的にユースは鹿島の基礎戦術で試合をして結果を出しています。

鬼木さんが鹿島の監督になったからといって、ユースが戦い方を変えることはあり得ません。

トップが2020年から5季迷走を繰り返しているだけなんです。

責任は鈴木強化部長にあるのは明白になるので、鹿島アントラーズは鈴木強化部長の私物ではありませんし、強化部長は中田さんになるので。

このまま、鬼木さんを監督に据えて公式戦を戦うと、鬼木さんも鹿島の選手の特長を掴めないまま公式戦を戦うことになりますし、結果を出せるかというと更に難しくなると思います。

鬼木さんを解放するという意味で解任をして、JFAの大岩さんに掛け合って、羽田さんに直接謝罪をして、戻ってきてもらわないと今季も来季もどぶに捨てるシーズンになります。

今季は特に選手層が薄いので、薄い分、新しい戦術構築の時期に費やす時間はないんですね。

棒に振っているシーズンは5季にまたがってきているので、もう結果が出せないというのは鹿島の歴史にとってもむつかしいですし。

基礎戦術で押し通せば勝てるというのは、鹿島のユースが段々と証明をしてきているという現実もあります。

鈴木強化部長のわがままで、トップが鹿島の基礎戦術で勝てないというのは本末転倒になります。

鹿島の優勝のためになりふり構っていられるシーズンという段階ではないはずです。

鹿島の歴史をきちんと取り戻すためにも、鬼木さんと田中さんを早期に解任して、基本の鹿島の戦術で押し通さないとダメだと思います。

また、世界共通の認識になりますが、4-4-2の布陣というのは保持のfootballの構築のためのシステムではないことは自明なんです。

Coach’s voiceというサイトに4-4-2のシステム構築の概観がありますが、欧州リーグにおける4-4-2というのは基本非保持です。

後ろから繋ぐというのは、曽ケ端さんがGKのときも戦術としてあったくらいなんです。ただし、そこに傾注をしてしまうと、何のためにボランチがいるんだという戦術になります。ボランチを経由しないと、ヴァイラーさんの時の単調な戦術になるので、強力なCFがいない鹿島では全く機能しないんです。鹿島の場合は、ボールを捌くのでボランチなのです。ボールを捌くので心臓になります。ボールを奪うのが鹿島のボランチなんです。欧州に逃げましたが、佐野選手はボールを奪うから鹿島のボランチをやっていたんですよ。三竿選手はボール奪取しますし、鹿島のキャプテンもやっています。競争がないと、樋口選手は伸び悩みますよ。守備力を強化すべきです。

強い時の鹿島アントラーズも基本的に非保持になります。ボランチの機動力が欧州リーグをしのぐので、マドリーと試合をしても大差をつけられないんです。

中田さんは現実をみるようにしてください。2018年にCWCを戦った鹿島が、2020年以降、鈴木強化部長のわがままで迷走しているのは近くで見てきているはずだと思います。

2018年から何年経過をしていますか?

中田さんが現在の強化部長になります。判断を早めにしていかないと今季も優勝ができませんし、来季、ACLを勝てる状況にまで持ち込めません。

大事になるのは、公式戦を所属選手をフル稼働させて勝っていく姿勢になります。

複数の公式戦を、1試合90分で、先発とサブに分けてしまうのではなく、紅白戦で試合に出る選手、出れない選手に分けてしまうのではなく、全員が稼働できる状況にもっていかないと今季の優勝はないんです。

強いクラブチームは所属選手の稼働率を少しずつ公式戦、カップ戦であげていくんですね。公式戦で分単位で稼働させていくんです。

今季は過密日程です。

ユースが結果を出しつつある段階ですが、若手がトップで結果を出すためにはトップが基本の鹿島の戦術で試合を押し通して勝っていく姿勢が大事になるんです。ユースとトップで戦術構築が違うというのはクラブチームの姿勢としても、合理的ではありません。

トップもユースも基本の鹿島の戦術で押し通した方が今季と来季を戦うには効率的です。

とにかく、JFAから羽田さんを取り戻してください。

羽田さんは帰ってきてくださいね。

鬼木さんも鹿島の選手としての時期を鹿島で過ごしたのであれば、解任については理解をしてくださると思います。優れた監督なので、川崎フロンターレのような戦術を用いるクラブチームだと戦績をまた重ねることがおできになると思います。

鈴木強化部長は数季の責任を取って退社処分でいいんです。

鈴木強化部長のわがままのために鹿島アントラーズがあるわけではありません。

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