コスタリカ代表戦術分析

引き続き、ナイジェリア代表との国際親善試合からです。なぜ、コスタリカ代表が侮れない国別代表か、その端的理由があるんです。

ハーフタイムが終わり、これから試合に入る時のウォーミングアップですが。コスタリカ代表は初速を合わせる落とし込みと同調性の落とし込みがあるんです。一方、日本代表にはまったくそれがないんです。

コスタリカ代表の落とし込みのレベルの高さ

対戦相手として全く侮れません。

では、前半戦の得点の場面になります。日本代表は、GKのためにきちんと場所を空けないとダメなんです。そのためのブロックになります。

コスタリカ代表のデュエルの上手さ、得点の場面について

このGKの処理の仕方については、日本代表のGK陣の方がレベルが高いと思いますが。冷静さが必要になります。プレイスキックのチャンスを与える場面については、今大会はVAR班がフル活動なので、おそらくありえないと思います。ですが、コスタリカ代表のデュエルのしたたかさというのがよく理解できると思います。

スペースをコスタリカ代表に握られたときの波状攻撃について

16番のCarlos Martinez選手の配球はかなり正確ですし、12番のJoel Campbell選手のアジリティ、ボールの持ち方、手の使い方、かなりうまいんです。そして、24番のRoan Wilson選手の何が秀でているかというとポジショニングになります。また、狭いスペースで的確な配球をするんです。レベルは高いんですよ。中盤にボールを捌ける選手が少なくないので、かなり狭い局面での打開は本来秀でている国別代表になります。

コスタリカ代表のデュエルの上手さとサイドの攻略のうまさ

サイドに関しては、コスタリカ代表のストロングポイントになるので、守備の強度は高いんです。得点を許すと簡単に封じられます。

コスタリカ代表に余裕を持たせてしまう展開になると、日本代表が苦しくなる一方になるので、前半戦で2得点は欲しいんです。CBsの2番のDaniel Chacon選手のボールの処理の仕方は見事としかいいようがありません。ナイジェリア代表が展開しているオフサイドが、日本が押し込んだ時に必要なんです。

コスタリカ代表の高い位置での攻撃力

サイド展開しても、集中力をもって、複数の選手で圧をかける形でエリアを潰しに来ます。21番のDouglas Lopez選手の飛び出しには要注意なんです。走力で戦わないと負けるんですよ。コスタリカ代表が遅攻に入った時に、どれだけスピード感をもって試合展開できるかどうかがカギになります。

コスタリカ代表の攻撃展開の速さについて

本来は、この展開で、攻撃をしかけてくるのがコスタリカ代表になるんです。この種の攻撃を受けたときに、どう対応するのかチーム内で意思統一を図っておいてくださいね。

コスタリカ代表に与えてはいけないチャンスとは

深い位置で16番のCarlos Martinez選手にファウルを与えると、この場合はミスになっていますが、前線にかならずFWの選手が張るはずので、気を付けてください。19番のKendall Waston選手は今大会には招集されていません。理由まではわかりませんが。それでもコスタリカ代表には俊敏性の高いFWがいるので(この段階でだれも気付かなかったら、勝てませんよ)気をつけるようにしてくださいね。21番のDouglas Lopez選手は本当にポジショニングに秀でていますし、ルーズボール奪うのが上手なんです。

ゴールの場面について

得点はセットプレーになります。セットプレーを与えないように、試合を支配できる展開に持ち込むためには、猛攻をかけるしかありません。DFの選手はいい選手が揃っています。とにかく、セットプレーは与えないようにしましょう。これは、19番のKendall Waston選手のゴールですが、今大会には招集されていません。

コスタリカ代表の中盤でのボールの奪い方について

中盤のボール奪取の場面ですが、どの選手が出ても、おそらくこのレベルは維持しているはずなので、日本は中盤を厚くするべきなんです。柴崎選手が必要になるんです。碧選手はこれからの選手です。柴崎選手の機動性はまだありません。この中盤の支配のされ方だと、日本代表は対応に苦慮するはずです。つまり、ドイツ戦でのボランチでは、対応できないんです。

日本代表の課題、どのスペースからドリブル突破をしかけるか

これは試合展開にもよるんですが、サイドは空くんです。戦術ブロックの構成がそうなので、ただし、日本代表もほぼ同じサイズ感の戦術ブロックになります。ですが、スペースはどこかで空くはずなので、カットインだったり、ドリブル突破というときに、起点のポジションをどこに持ってくるかということに的を絞るようにしてくださいね。試合展開をみながら、どこでスペースが空くかを必ず確認を取るようにしてください。ベンチの選手もきちんと試合を観るんですよ。総力戦ですからね。誰が先発という段階の話ではありません。

ここまで、細かく分析できる能力が、おそらく、All Japanにないんだと思います。

分析はしましたからね、これで勝てなかったら赦しませんよ。

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