今回はスペイン代表対ドイツ代表について分析をします。いつもと分析の仕様が変わるのでご注意ください。
必要なものは、2つのデバイスです。まず、この記事を読むことができるデバイス(スマホでもなんでもいいですよ)と試合を観ることが出来るデバイス(タブレットでもTVでもいいですよ)を用意してください。
選手の皆さんは、出来れば、個人個人で観てください。いろんな意見が挙がった方が、後で整理しやすくなります。
時系列で注目点について説明をしていきます。日本対スペイン戦を捌く主審は、この試合の捌いた、ドイツリーグのDanny Makkelieさんなります。後半戦についてです。
時間を空けたのは、私の体力の限界もありますし、この試合をAll Japanと選手の皆さんが見直したことを前提としたかったからです。
では、始めますね。

報道では、9番のガビ選手が負傷でむつかしく、代わりに入るのは、8番のコケ選手という報道があります。すべては蓋を開けてみないとわかりません。コケ選手はアンカー、あるいは、純粋なワンボランチなんて出来ません。アンカーの前のボランチになるので、報道が正しければ、そのまま、9番のガビ選手に代わってということになります。誰が出ようが、この段階になると一緒です。試合をやるのは選手の皆さんになりますからね。
完全な懸念材料としては、カードを貰っているブスケツ選手が先発起用になるかどうかです。トーナメントの初戦までカードは持ち越しになるのです。ブスケツ選手の代わりができるのは、16番の本大会でCBsをやっている16番のロドリ選手だけなので、3番のエリック・ガルシア選手に問題がなければ、ロドリ選手のところに、エリック・ガルシア選手がはいって、ロドリ選手がブスケツ選手の代わりにアンカーに入るだけになります。欧州予選では、アンカーポジションはずっと16番のロドリ選手がやっていたので、問題はありません。そのかわり、ブスケツ選手のように、戦術ブロック全体を下支えするような、ポジショニングを取る能力は、他の選手は出来ないので、16番のロドリ選手の場合は、役割はアンカーになります。

入りですが。ドイツ代表は得点取らないといけないので、前線からブロックごと押し込んでます。90分仕様で試合展開が観ることが出来ないので、後半開始の時間帯は0分からです。日本のサッカーの放送のレベルなのでしょうがありません。
1:54
守備陣形に関してはスペインはピッチに対してかなり正しく敷いていますが、やはり、基本的に帰陣の陣形が敷けないので、ドイツのカウンターを浴びています。
2:19
最終ラインにボールを預けて、5番のブスケツ選手は上がっていきます。2:20で映像を止めてください。この時、実質的なアンカーのポジションは26番のペドリ選手が担います。なぜ、ブスケツ選手はサイドに出ていったと思いますか?攻撃のためのトライアングルを作るためなんです。ただし、21番のギュンドアン選手はマークをサボっていませんし、ドイツ代表とスペイン代表だと戦術ブロックのサイズは基本的に異なるので、機能しません。
3:16
映像を止めてください。サイドで10番のアセンシオ選手がボールをもっています。パス出しをするためです。アセンシオ選手はオフサイドの駆け引きをしながら、パス出しをしようとしています。21番のオルモ選手には、2番のリュディガー選手が守備に行っています。こういうはっきりしたプレーはいいですね。
3:44
26番のラポルト選手がボールをもっています。体の向きに注意して下さい。パスは前につけることができません。スペースがないからです。3:45で映像を止めてください。ピッチに対しては、ドイツの方がコンパクトな布陣を敷いていますが、ものすごくバランスはいいです。ピッチに対してきちんと布陣を敷くって、基本的なことですが、守備の命綱になるということがよくわかる場面になります。スペインは結局最終ラインまでボールを下げます。
4:02
ドイツがここまでのポジションを取れているのは、前半から戦術ブロックごとスペインを押し込んでいたからであり、前半に幻のシュートがあったからです。そして、誰もサボらなかったので、ここまでのことが出来ています。4:20にはスペインの守備はバランスもとれていません。
4:54
ドイツはセットプレーを獲得しています。これは完全にオフサイドです。他の試合を観ていてもお分かりのように、今大会は体の一部が出ていてもオフサイドをとられるので、セットプレーの時は、チャンスですが不意にしている国別代表も少なくありません。ポジションについてはオフサイドに気を付けてくださいね。
5:40
スペインの最終ラインは実質3枚になっています。右から24番のラポルト選手、真ん中が5番のブスケツ選手、左が16番のロドリ選手になります。ここでは、13番のミュラー選手がオフサイドポジションになります。最終ラインの3枚は広くポジションを取ることが出来ないので、左右のスペースはがら空きです。
6:13
ブロックがドイツもスペインも片側によっているので、スペインは逆サイドの空いたスペースを狙おうとする場面になります。6:19で映像を止めて下さい。通常であれば、日本代表がゴール前で守備陣形を敷いている形をハーフウェイライン前後でドイツ代表は形成しています。理由は必死に勝とうとしているからです。相手の嫌なことを徹底してやっています。
ドイツの守備ブロックの底力について

ドイツ代表は初戦を落としているので、捨て身なんですね。その捨て身の集中力というのが、非常にいい形でスペイン代表にブローのように効いています。通常のスペイン代表でブスケツ選手がここまで何もできないというのは考えらえないんです。アジア地域の国別代表だと、どうしても布陣を高く設定して、中央で守備ブロックを敷くということに関して、非常に消極的になりがちなんです。中盤で守備ブロックの形成をできないアジア地域の国別代表は、実際にグループリーグで次々と敗退しているという現実があります。つまり、実戦でのフレキシビリティで、他地域の国別代表に負けている現実なんです。ただし、国際親善試合をスペイン代表と行った、アジア地域の特段、強豪国でもない、ヨルダン代表はこれが出来ているんです。押し込むこともできていれば、ゴール前でのアジア地域ならではの守備ブロックの使い分けすらしています。ヨルダン代表に出来て、日本代表に出来ないという理由が考えらえません。
7:07
正直、ゴールには結びつきづらいプレーになりますが。絶えず相手を脅かす、相手にプレッシャーをかけ続ける姿勢はとても大事になります。ドイツ代表を見習える部分ですね。7:19で映像を止めてください。ドイツ代表は、日本代表ほど、いざとなった時の機動性については、この後半戦はかける部分があります。前半戦でかなり努力をしましたし、入りの時間帯でもあるので、様子見になってしまっている残念なところです。ここで映像を見てもらえるとわかると思いますが、スペインの守備ブロックについては、なんとか前線にもっていこうとしているので、最終ラインの帰陣がないんです。スペース沢山ありますよね。ここは、ドイツ代表はしたたかについて行くべきだったと思います。13番のミュラー選手だけでは、攻撃にならないです。身体的にも辛い時間帯になるのかもしれません。
7:38
日本代表だとブロックごと帰陣していそうな感じですが。ここではドイツ代表はあくまでハイラインです。最終ラインは5枚になっていて、そのサイドのスペースがどうしても空くので、スペイン代表はそこに選手を配置しています。21番のオルモ選手に対しする、5番のケーラー選手の対応は見事です。ハイラインを敷いた方が、守備をはっきりできるんですね。後ろに重たくなっても勝てないんですよ。
選手交代です。
OUT 11番 フェラン・トーレス選手
IN 7番 モラタ選手
ポジションは一緒です。
10:08
13番のミュラー選手は賢明に一人で走っていますよね。ここまで、ひとりで走るミュラー選手を、私はドイツ代表で初めてみます。スペイン代表はブロックごと押し込みたいので、キーパーまで出てきますし。ミュラー選手を16番のロドリ選手と24番のラポルト選手で挟みに行きます。
10分34秒までスタッツについて

ボール支配率はドイツは32%、スペインは68%です、パスの成功率をドイツは86%に押さえ込んだままです。
お互い枠内シュート数は1本ずつです。
10:49
ドイツ代表はここまでやりきっていますが。日本代表としてはもう少し効率的に試合を運べるはずです。理由は、ドイツ代表よりも我慢できるからです。ただし、戦術ブロックを下げると、他のアジア地域と同様にグループリーグ敗退は必至なので、戦術ブロックごと、押し込む姿勢を忘れないようにしましょう。コスタリカ代表相手に押し込んで何もできないあの悔しさをこの試合にぶつけましょう。押し込む姿勢と共に大事になるのは、一歩も引かない最終ラインの形成です。できるはずです。6番のキミッヒ選手のゴールは本当に惜しいです。
11:56
スペイン代表のカウンターの場面です。ゴレツカ選手はカードですが。これはしょうがないと思います。アセンシオ選手の特徴を潰したんですからね。カードが出たのは最終的にユニフォームを引っ張ったのがゴレツカ選手だからです。手を使ってしまうとカードになります。
13:30
映像を止めて下さい。スペイン代表が必死になっているのが帰陣の杜撰さにそのまま表れています。押し込まれ続けるとここまで悲惨になるスペイン代表の守備ブロックです。スペイン代表は基本的に低く構えるときの守備ブロックは作っていなんです。作る能力がないからです。ドイツは若干攻撃が雑になっていますね。
14:26
キミッヒ選手のカードの場面ですが、前からチャージですし、踏んでますから、当然カードになります。
14:44
3番のラウム選手の持ち上がりいいですよね。9番のガビ選手は完全に足をかけています。ひとつひとつのドイツ代表のチャレンジがセットプレーのチャンスに結びついています。チャンスが来た時に必要なのはオフサイドポジションへのケアになります。
16:33
スペインのゴールの場面になります。ボール廻しに関しては、疲労もあってかなり遅くなっています。ただし、交代選手がきちんとゴールを決めています。7番のモラタ選手です。また、こういうゴールが上手い選手にもなります。ズーレ選手の守備は少し遅かったように思えます。ボール廻しが遅くなった時の、チャンスメイクはスペイン代表は繰り返しやっているので、日本代表も気を付けたいです。
19:17
ゴールがあれば、スピードは上がります。このリュディガー選手の対応はちょっと残念ですね。フィニッシュまで行かれているので。
スペインの選手交代です。
OUT 10番 アセンシオ選手
9番 ガビ選手
IN 8番 コケ選手
12番 ニコ・ウィリアムズ選手
布陣はこうなっています。

ボランチは26番のペドリ選手と8番のコケ選手で、一番要注意なのが、試合中も惜しい場面がありましたが、8番のコケ選手から7番のモラタ選手へのホットラインです。本当にこの2人ってお互いの動き出しの理解が出来ています。
22:03
選手交代の後のスペイン代表はなんとか守備陣形をつくれていますが、バランスは正直って良くないです。なぜドイツ代表が最終ラインまでボール下げる必要があったのか理解できません。厳しいようですが、理解できません。
ドイツ代表の選手交代について
OUT 13番 ミュラー選手
5番 ケーラー選手
21番 ギュンドアン選手
IN 9番 フュルグルーグ選手
16番 クロスターマン選手
21番 ザネ選手
ドイツ代表が得点できたのは、ザネ選手がいたからだと思います。
入り方としては上手くはないんです。ただし、守備に関しては能力が本当にあります。
スペースへの感覚というのも秀でています。
そして、縦パスをもっているんですよ。
26:57
14番のムシアラ選手は2枚剥がして、チャンスメイクをしています。日本代表はドリブラーは豊富なんです。ムシアラ選手よりも上手い選手はいます。この時に、きちんと9番のフュルグルーグ選手が前線にいることが大事になりますよね。欧州地域の国別代表に特に言えることなんですが、途中投入に関しては、本当に試合をきちんと観る能力があるので、対戦相手の戦い方に応じた選手交代が成立できているんです。当たり前のことですが。9番のフュルグルーグ選手は前線ではれて、ヘディングも強いんです。本当にいいFWなんです。
75:13(FIFAの表示です)
ギュンドアン選手が下がってから、ブスケツ選手へのマークが実質なくなってしまいます。30:32分で映像を止めてください。中盤なんですが、スペインがきちんと戦術ブロックを中盤に強いています。ザネ選手にマークに行きなさいという指示は出ていないと思います。ブスケツ選手をフリーにするだけで、スペインは陣形が整ってしまいます。ドイツ代表のとって幸運なことは、スペイン代表はこの時間帯から1点を守ろうとする姿勢になるので、あまり攻撃に行かなくなるんです。
審判について

実は、コスタリカ代表対ドイツ代表の試合で、女性の主審の方がレフェリングをするそうです。すごいですね。この試合の主審は割とフェアな主審だとおもいます。ただし、VAR班はどうなのかなと思います。ザネ選手がこけてファウルを貰おうとしたときには、とらず、34:07にオフェンスの進行方向を完全に妨害した行為についてはファウルを取っています。フェアジャッジだと思います。実は、ザネ選手がこける前に、ゴール前に切り込んでいったときに、ブスケツ選手はハンドなんです。VAR班は主審に連絡をしているはずだとは思うんです。映像を流していますから。ですが、PKは取らなかったんです。ちょっとどうなのかなと思いました。リーグだと流していい場面ですが、World Cupの本大会ですからね。
35:43
ザネ選手はこのプレーに関して、ちょっと試合勘がなかった感じでした。そのままスペイン代表のカウンターに繋がっています。
スペイン代表の交代について
OUT 18番 アルバ選手
14番 バルデ選手
ポジションは同じです。
この選手交代が、後手になり、ドイツ代表が得点をします。
ブスケツ選手をフリーにする決断を取って、ザネ選手から、縦パスで、14番のムシアラ選手、こぼれたところを9番のフュルグルーグ選手で同点弾です。
この後の試合展開については、スペイン代表も、ドイツ代表もドローでという内容になるので、分析しても無意味です。
割愛します。
後半戦の分析については以上になります。
既にこのカードを見直していることを前提として、よりコンパクトに後半はまとめました。
報道の、このケースだとトーナメントに出場みたいなニュースには、正直うんざりしています。
選手の体調管理能力がずば抜けているのは、実はイングランド代表です。4年前から溝を空けられる一方ですよね。
この試合に関しては、捨て身で勝ちに行くしかないと思っています。