引用に関しては画像とstatsはPremier League、動画はManchester Cityの公式のYouTube Channelから協力を得ています。1-0でCityが勝ちましたが。Cityについては、Guardiola監督が前線をあえて整理しなかったからこそ、生まれたゴールなのかもしれません。シュート精度に関しては、De Bruyne選手はあのスペースだと断トツですし。持ち直してから狙って打てる足元の技術力があります。ただ、前線の整備がないからこそ、1点しか取れなかった試合だったようにも思えます。
今回は主に、Cityを取り上げたいと思います。
Lineupです。
首位にいるCityなんですけど。他を圧倒できる試合内容かというとむつかしいところなんだろうなと思います。リーグとしては首位なんですが。仮にCLを見据えた場合、このまま行っても勝てないと思います。
実戦でのシステムは4-3-2-1です。

わかりやすくするために大袈裟にしましたが。CFのポジションのFoden選手は、 Guardiola監督からポジションを投げられている感じなんです。調べてみるとやはり元々はMFの選手なんですよ。MFでCityで育ち、監督から急にCFに抜擢されても、CFの動きなんて、急に出来るわけがありません。身体的な反応としてはなんとかFWをこなしながら、それでも元々はMFなので、ボールを触りたいという気持ちが勝って、中盤に降りてきてしまうんです。試合を単純に見ると身勝手なプレーをずーっとしているようにしか見えないんですよ。競争相手のJesus選手はブラジル代表のFWなのです。急にJesus選手と競争しなさい、あなたは今シーズンからCFですとコンバートされて、課題については自分でいちから打開していきなさいというのは、無理難題としか思えないんです。
Cityで育った選手なので、周囲の選手も怒るに怒れないですし。チームでFoden選手のことを誰がフォローしてあげているのだろうかと思ったりします。走り回る選手がCFで、他の選手は能力が高いので、走り回るFoden選手のフォローを周囲の選手がすることによって、相手をかく乱できているとしか思えないんです。
それだと、Foden選手が可哀そうなんです。MFからCFにコンバートで、おそらく監督からは自分で生き残る道を探しなさいとポジションを投げられているはずです。イングランドの選手なのでがむしゃらに頑張っていますが、ほとんどのプレーが空回りなんですよ。本人のプレーとしてですよ。
せめて、最低限の約束事は与えてあげないと、Foden選手が可哀そうです。
走れますし、足元がそこまで技術的に上手いわけではないのですが、ボールを捌く能力はMFなのであるんですよ。
Guardiola監督はなんの無茶ぶりをしているのでしょうか?
かなり図式化してみます。

AnchorにRodori選手がいて、De Bruyne選手とSilva選手がMFでトリプルボランチです。De Bruyne選手とSilva選手はポジションチェンジができます。左右のWingersにGrealish選手とSterling選手です。CFのFoden選手が勝手に動き回っても、後の選手で中盤から前線は構成できてしまいますし、ここに両SBのCancelo選手、Walker選手も攻撃に参加します。
Foden選手は、自分でCF像が頭の中に描けていないはずですし、監督から明確な役割を与えられていないはずです。なので、相手の中盤から最終ラインをかく乱するだけの動きに終始するんです。だから得点が1点だけ、しかもDe Bruyne選手の最も得意とするコースからのシュートの1点のみなんです。Foden選手に対して、CFとしてきちんと役割を、Guardiola監督が与えると、Foden選手はむやみやたらに走り回る必要もないですし、もっと攻撃参加もできるはずですし、得点も狙えるはずなんです。
Guardiola監督はFoden選手をどんなCFの選手に育てていこうとしているんでしょうか?
CFを勝手に学んでいきなさいというのは、MFでCityで育った選手に対しては、少し過酷すぎるタスクのような気がします。
では、試合内容を見ていきましょう。
Lineupをピッチに置くとこういう構成になります。

試合のHighlightsです。
試合の開始直後なんですが、お互いこんな戦術ブロックになっています。

Guardiola監督はFoden選手を前線で孤立させているだけです。まぁ、出だしの場面なのでしょうがない、では済まされないと思いますよ。
同じ場面のChelseaを見てみましょう。

ピッチに対して、正しく布陣が敷けているのが理解できます。CFはLukaku選手ですから、Cityもブロック上げられないですしね。
Lukaku選手とCityのCBsは常に駆け引きしないといけない状況に最終的には追いやられるわけですから。
この試合見ごたえがあったのは、サイドの攻防ですね。

Chelseaは最終ラインが3枚ですから。WBの周辺に結局MFが助けに降りないといけなくなるんですね。それに対して、CityはMFを2枚、Wingersを1枚割いて数的優位を作れるわけです。この場面ではFoden選手はCFの役割を果たしていますし、オフサイドライン上で駆け引きできています。この後のDe Bruyne選手の守備がいいんですよ。ChelseaのKovacic選手はボランチとしての能力はかなり高いです。ですが、ここで体を寄せてボールの出しどころを消すのは、De Bruyne選手なんです。

De Bruyne選手はChelseaのボランチを寸断するために身体を寄せに行っています。ChelseaのKovacic選手でも、目の前の味方のCBsがCityのFoden選手のマークの中に入っているので、出しどころがないんです。キーパーに戻せばいいのですが、何とか状況を打開しようとしてすべてのパスコースを自分で消してしまうんです。後ろにはもう一人のWingersであるGrealish選手が走りこめるコースも空きます。
De Bruyne選手ひとりの判断で、得点のチャンスを作り出すんです。残念ながら得点には至らなかったんですが。こういう地道なDe Bruyne選手の守備はいいですよね。
さて、問題はCFです。
Foden選手はどうすれば、CityのCFになれるのかです。
かなり図式化します。

Fonden選手が下がっていいのは、Wingersのエリアまでです。下がってボールを受けたり、味方に渡したくなる気持ちはわかります。元々MFのポジションだったわけですから。でも、 Guardiola監督が無茶ぶりしているのはCFになるので、Wingersを視野に入れながら、とにかく、相手のCBs近くにずっとポジショニングを取ることが大事になります。降りることが許されるのは、基本的にはWingersのエリアまでです。
CFがやるべきことは、もうひとつあります。
ボールのおさめどころです。
MFやFull Backの選手や、CBsからのボールを自分のポジションでキープすることです。
Fonden選手を見ていると足元でおさめるところから始めるといいです。身体を急にChelseaのLukaku選手のようにしなさいといわれても、大変ですからね。みんなが、Lukaku選手のような恵まれた身体能力を持っているわけでもありません。少しずつご飯を食べる量を増やしてください。食べながら、筋力トレーニングの負荷をバランスよく体にかけられるようにスタッフの人に相談してみましょう。すこーしずつ、食べるご飯の量を増やして、筋力をつけると胸でトラップくらいはできるようになるかもしれません。まずは、足元です。どこからでも自分めがけて放り込まれたボールをキープすることからはじめてください。
次もかなり図式的です。押し込まれたと思ってください。フォローに降りたくなる気持ちをぐっと抑えて前線に残るんです。

守備ブロックに関しては、チーム全体の守備になるので、監督の指示に従ってください。
ですが、出来れば、前線に残りましょう。ボールがきたら、持つようにして、隣を走る選手にボールを配給したりすることもFonden選手ならできるはずです。
あまりにMFのエリアに降りてきてしまうと、前線にボールが出ても攻撃の人数が足りなくなる場面は前半45分のなかにいくつもありました。
Fonden選手は前線でボールが自分に来るのを我慢できるようになってください。後半の45分は前線に残ることができる時間は増えていました。
前線で張っていると、ボールはそのうち来ます。
最終ラインとの駆け引きができるようになりましょう。
わからなかったら、この試合のLukaku選手の動き出しをよーく観てください。もう、CFのお手本のような動きをしています。
あんまり、中盤まで降りると、Rodori選手に怒られますよ。それが嫌なら、前線で自分にパスが来るまで、相手のCBsを引き付けるんです。
Rodori選手のよさはそこで出ると思います。
WingersはGrealish選手とSterling選手です。相談できることは相談しましょう。きっと話を聞いてくれるはずですよ。
そして、地道な練習を日々頑張ってください。
そのうえで、 Guardiola監督がなにか無茶苦茶なことを言ってくる場合は無視して構いません。要するにゴールを取ったらいいんですよ。
だって、交代して入ったJesus選手はWingersやってましたからね。
イングランド人の意地を見せつけたらいいんですよ。見せつける相手が監督っていうのも変ですけど。もうCFなんて前線でボールおさめてゴールしたもの勝ちです。世界共通です。どこのリーグでも同じです。
それで、Guardiola監督が「あれは、僕が出した指示なんだよー」って言いだしたら、世界中から「お前は無茶ぶりしてるだけやんかっ」って突っ込みが入るので。
みんながFonden選手の味方になっていますよ。
Rodori選手は頑張ってくださいね。
Fonden選手の次の得点が、楽しみになりますね。
