ご協力いただくのは、画像についてはPremier League公式サイト、動画については、YouTubeのTottenham Hotspus の公式channelを引用させていただきます。ご覧になった方も多いと思いますが。壮絶な試合展開でした。前回、Spurs観たときは、Son選手はケガでしたけど、今回は先発でキレッキレでしたね。Conte監督の負荷のかけ方尋常じゃないですが、選手の皆さんはついていってますよね。Chealseaで監督をしてらっしゃったときと布陣が全然違います。本当に対戦相手を分析したおしてますよ。選手の体力がだんだんと試合展開についてきているというところまで来ているんだなぁーと思いました。
では、Lineupsです。
基本的に広がってボールを持つこともSpursは出来るはずなんですが、Cityに対抗しようとするときに、かなりコンパクトな守備的布陣を徹底して敷いていました。あのブロックのまま、集中度を保ってプレーするっていうのは、最終的には気力の問題になると思います。短期間で凄いチームになりましたね。Spursは。ただし、Cityもいろいろ整備したんだと思うんです。この試合に向けて、日程も過密ですし。ただ、Conte監督は侮れないんですよ。こういう試合で誰が辛いかというとVAR班と主審です。なので、主審は国際主審で場数を踏んでらっしゃる方が担当です。リーグなのでリーグのレフェリングになっています。視野の中に多少の選手同士の手を使ったやりあいだとか、背中にこそっと入る肘鉄とか無視です。そこはプレミアなのです。全部ファウルで取ります。これは累積という場合はもちろんカードが出ますし。ペナルティーエリア内のハンドは取ります。多少のハンドは取りません。試合内容が優先されます。アディショナルタイムの塩梅はもちろんありますよ。試合が荒れると大変なコロナ禍だからです。
当サイトでは再生ができないようなので、YouTubeのリンクを貼っておきます。Extended Highlightsについては、YouTubeでご覧ください。
Cityは4‐3‐3ですが、前線の3枚は流動的でそこに2人のAMFが攻撃に絡んできます。Spursは3‐4‐2‐1のシステムです。

Conte監督のSpursはボール保持率の低いサッカーを展開しています。典型的なショートカウンターなのですが、ボールの保持率を下げるということはそれだけ守備の強度を上げるということになるので、選手の負担はかなりあります。
1点目はSessegnion選手が出したパスを下がってポジションを取っていたKane選手がひろって、Son選手に対してつけたパスがすべてです。Son選手は相手の最終ラインと駆け引きしてましたし、Kane選手はスペースに出したので、あとは、Son選手とKulusevski選手が走りこむだけです。
Cityが猛攻をかけるんですが、つけ入るスペースがないんです。Kulusevski選手が守備をするんですよ。Wingerがマンツーマンでつくんです。Cancelo選手も散々仕掛けていくんですが、だんだん攻略されていきます。

ボールホルダーには、この場合はBentancur選手がマンマークでコース消しに行きますし。CityはかならずKane選手に対して1枚選手を割かないといけないのです。大体Rodori選手が付きます。なので出し手としてのRodori選手が機能不全にされる場面があるんです。Cityからすると。CityもCityで “pass and go”の練習は散々やっているはずなんです。Gundogan選手とSterling選手のセットと、De Bruine選手とFoden選手がセットで練習はしているはずです。

2対4の局面を簡単に破るというのはむつかしいですし、キーパーはLloris選手ですから。なかなか破れないんですよ。
ゴールの場面は、Spursの守備の選手とキーパーがちょっと被って動きがとまり、努力に努力を重ねていたGundogan選手のポジションが空いたのがすべてでした。
Spursの守備は、わかりやすく図式化するとこんな感じになります。

意図的にサイドをあけてまで、相手の選手の連携を寸断していくんですね。サイドに関してはもうマンマークで外に追いやるんです。これを前半45分徹底してやられたので、後半の45分に普段のCityなら、判断が間違わないところで、間違いを生んでしまうんです。

普段のSterling選手なら、サイド空いているので、Cancelo選手に預けます。前半もそうだったんですが。打開できないことに焦ってしまい、相手が6枚だと最終ラインが下がりすぎているという事実に気づけずに、ターンして走ろうとして、Spursの守備の網にかかって、カウンターを喰らうんです。得点にはならなかったのですが、フィニッシュまでもっていかれます。
Kane選手のゴールは決定的です。あそこまで守備を低く構えられたうえで、ボールの保持率低く、ショートカウンターを徹底されると、ずーっと押し込むので、お互いブロックが広がったときに、最終ラインがKane選手の動き出しを読めなくなるんです。

Kane選手は決定的なゴールを決めます。その後、Sprusの守備の中でハンドがあって、Cityは1点を返します。ただ、本当にSpursの守備ブロックの完成度は高いです。
そして、最終的にSpursをKane選手が再び勝たせるという、すごい内容の試合でした。
早い段階で、Guardiola監督もSpursの完成度に気づくんです。試合に向けて、準備を重ねた方が勝ちましたね。
Cityは日程がかなり過酷なので、しょうがないのかもしれませんが。
Conte監督の分析と落とし込みには勝てなかったという試合内容になりました。
Conte監督ってなんて粘り強い監督なんだろうって思います。凄い試合でした。ただし、Conte監督の表情をみていると、これがSpursの完成形というわけではないみたいです。
約1ヶ月空けて試合を観ましたが、Conte監督の手腕って凄いなぁーと改めて思いました。
